作詞家 プロへの転職にについて
作詞家に転職するのに最も実践的な道
最も実践的な作詞家への転職の仕方は、スクールへ通うことです。受講期間は短くて半年〜1年、長くて3年、横行は週に1、2回というところです。卒業後に優秀な生徒をプロモートしてくれる事務所もあります。 スクールの形態は、レコード会社が経営しているものと、音楽出版社が経営しているものとに分かれます。プロモート体制がしっかりしているところを選ぶのが最適です。
スクールに通う間は、別の職に就きながらということになります。作詞家への転職の場合は、きっぱり前の仕事をやめて転職、というのではなく、徐々にスライドしていく場合がほとんどです。 作詞とは何か、デモテープの聞き方、曲の形式や、歌詞のチェックなど基礎的なことから教わることができます。
講師は作詞家としてすでに活躍している人がほとんどですので、レコード会社への売り込みの仕方や、業界内のルールやマナーなど、先輩であるからこそ聞くことのできる生の情報を知ることもできます。また、才能があると見込まれた人には、プロダクションを紹介したり、作詞の機会をつくってくれるところもあります。
何がチャンスになるかわからないこの世界では、ひとつひとつを敏感にキャッチできる敏感なアンテナをあなたのまわりにはりめぐらせてスクールの段階から自分自身を売り込んでいきましょう。
作詞家へ転職~スクールからの突破口
作詞家スクールの講師陣は、現役のプロたちの集まりです。作詞に関する基本的なことから、裏テクニックまで、さまざまな技術やノウハウを教えてもらうことができます。 大手レコード会社や音楽出版社が運営するスクールであれば、卒業と同時に作詞家として売り出すシステムを兼ね備えています。ここの事務所と契約を結び、専属の作家となることが作詞家になる最短コースです。
スクールには、色んなコースがありますが、最短でも1年は必要になります。この期間を転職活動期間だと心得られるのであれば、もっともお勧めできる転職方法です。 専属になると、すぐに仕事がまわってくる場合とそうでない場合がありますが、他に自ら営業をかけて仕事をとってくる分に関しては、事務所はそこまで拘束は厳しくないようです。 初仕事をしたとしても、収入である印税が手元にはいってくるのは、9ヶ月後になりますから、その間の経済的状況はやはり厳しいものです。 他の職種と兼業しながら、作詞家1本にしぼっていくというのがリアルなスタイルとなります。
また、スクール在学中に、講師でこの人だ!と思う人がいれば、迷わず弟子入りしてください。これが、仕事への突破口になります。分からないことを聞く、作詞について質問するなど、貪欲になってどんどん聞いてください。講師も教える側ですし、新人の頃の現状が分かるわけですから、きちんとした対応をしてくれるはずです。
作詞家になりたいというあなたの情熱が講師に伝われば、作詞家への最短コースの道を開けることにもなり得ます。
作詞家へ転職~独学法
作詞家へ転職する場合、現在就業中の仕事をしながらでも可能な方法があります。 それは、通信教育を活用することと、完全な独学法、このふたつになります。 通信教育の場合は、課題が送られてきてそれに沿って勧めることができます。まったくの初心者であり、ある程度人に見せれるような作品をつくりたいのであれば、ここから始めると良いでしょう。身の回りには、音楽が溢れている現代社会です。インターネットで音楽を購入することもできますし、CDショップにいけば、色んな音楽に触れることができます。自ら好きなアーティストやちがったジャンルのものを取り入れてみてください。歌詞カードを読むのも勉強になりますし、課題をこなしながらでもできることです。 通信教育の場合では、デモテープがどんどん送られてきてそれに歌詞をつけるというタイプのものがお勧めです。ただ詞を書くだけのものだと、現実的でないですし、臨場感もありません。
また、まったくの独学という方法であり、効果的なのは、自分がまったく知らないアーティストのCDを借りてきてカラオケ部分のみ収録されている楽曲を選びます。多くの場合、シングルカットにこれらは入っているようです。そこに自分で作詞をどんどんつけていくのです。 出来上がってみて、はじめて歌入りの曲を聴いてみてください。1日1曲できれば、かなり上達し、作品もそのうち出来上がってきます。 そして、つてを頼って、なんとか音楽関係者の人に作品を見てもらえる機会をつくってください。
また、作曲家を目指す人とコンビを組んで、共作するのもいいでしょう。この場合、作品に音がつけられるので、デモテープとして渡すことができます。
まずは、地道な第1歩からはじめてみてはいかがでしょうか?
作詞家へ転職~公募という選択
作詞コンテストで、入賞!そして転職!という選択肢もあります。コンテストは自分の実力を試すにもいい機会ですし、それがきっかけとなってプロへの道をつかむことができるかもしれません。 紙とペン、もしくはワープロさえあれば、誰でも応募可能です。ですが、プロとしてやっていきたいことが念頭にある以上、十分に計画を練って、入賞を狙うべきです。公募であれば、その趣旨をよく把握しておきポイントをつかむこと、そして審査員の顔ぶれをチェックしておくこと、インパクトんもあるタイトルをつけること、この3つが鉄則です。
大賞を獲得できなくても、入賞できれば業界人と知り合うチャンスができます。審査員として参加しているプロデューサーや、プロの作詞家など人脈をつくれるチャンスに恵まれます。 一度で入賞ということはなかなか現実味のないことですが、めげずに挑戦し続けてください。
言葉の的確さ、サビにふさわしいインパクトなどじっくり見直してください。 応募に関しては、作品の記入に必ず原稿用紙が必要になります。手書きでも受け入れてくれるところが多いのでそれは、公募ごとにチェックしてください。
転職の試験だと思って挑んでください。提出する作品があなたのエントリーシートなのです。
作詞家へ転職~売り込み
プロの作詞家とし活躍する人たちでも、自らレコード会社に出向いて自分の新作をプロモーションしにいっています。作詞家は、自らを営業していかなくてはならないため、打たれ強さをもち、精神的にタフであることも素質の一部です。 レコード会社、テレビ、ラジオ局また音楽出版社などにとにかく売り込むのです。 その際、あなた自身の経歴を示す履歴書と職務経歴書も持参してください。 これらは、デモテープや作品とともにあなたを印象づける大切なツールになるからです。 事前に自分の狙う音楽ジャンルをリサーチしておき、アポイントメントをとります。
プロデューサーに会えれば万々歳ですが、なかなか多忙な人種の人たちですので、つかまえるにも一苦労します。そこでこそ、バイタリティと、行動力、そして粘り強さが求められるのです。 アポイントメントなしで突然行ったとしても、ほとんどの場合取り次いでもらえません。
プロデューサーでなくとも、誰かその会社に知り合いがいないかとツテを探してなんとか担当者にこぎつくのです。 ここで、やってみる価値があるのがプロデューサーやディレクターの今の傾向を掴んで、それにはまるような作品に自分の個性を味付けして持っていくことです。彼らは常に新しい才能を探しています。
たとえ、その場で何か仕事に繋がらなくても、作品に対してアドバイスをもらえる関係になれるとよいでしょう。そこであなた自身のことを知ってもらえたのですから、先々お声がかかるかもしれません。こういった良い種をどんどん撒いていきましょう。
転職後~作詞家の収入って?
作詞家に転職したとしても、この道1本で食べていくには、現実相当に厳しいようです。 たかが1曲や2曲書いたからといって、作詞家という仕事だけでは食べていけないようです。もちろん、そのひとつがミリオンセラーになるなど、爆発的に売れたりすれば話は別です。そうなれば、仕事も沢山舞い込んできますし、億という金額を稼ぎ出すことも可能であれば、まったくゼロという場合も考えられます。
収入は、CDの印税になりますが、駆け出しの作詞家の収入はほとんどの場合、微々たるものといってよいでしょう。また、手掛けた楽曲がテレビやラジオ、有線放送やカラオケなどで使用されると別に収入も入ってきます。 印税には、音楽出版社とJASRAC(日本音楽著作権協会)が関わってきます。
印税の分配は新人作家の場合ですと、定価が1枚1、000円のシングルCDだと、30円の使用量がレコード会社から音楽出版社に支払われ、それを作詞家、作曲家、音楽出版社で三等分することになります。
となると、1、000円のCDが1万枚ぷれすされたとすれば、作詞家の印税は10万円程度になります。 つまり、作詞家は詩を売るのではなく、連携するアーティストや作曲家が売れていればその分入ってくる収入もアップすることになります。

